聖ミカエル・聖ガブリエル・聖ラファエル大天使(祝日)

第一朗読  ダニエル書 7:9-10、13-14 (△黙示録12:7-12a)
(わたしが、)見ていると、

王座が据えられ

「日の老いたる者」がそこに座した。

その衣は雪のように白く

その白髪は清らかな羊の毛のようであった。

その王座は燃える炎

その車輪は燃える火

その前から火の川が流れ出ていた。

幾千人が御前に仕え

幾万人が御前に立った。

裁き主は席に着き

巻物が繰り広げられた。

 

夜の幻をなお見ていると、

見よ、「人の子」のような者が天の雲に乗り

「日の老いたる者」の前に来て、そのもとに進み

権威、威光、王権を受けた。

諸国、諸族、諸言語の民は皆、彼に仕え

彼の支配はとこしえに続き

その統治は滅びることがない。

福音朗読  ヨハネによる福音書 1:47-51
 (そのとき、)イエスは、ナタナエルが御自分の方へ来るのを見て、彼のことをこう言われた。「見なさい。まことのイスラエル人だ。この人には偽りがない。」ナタナエルが、「どうしてわたしを知っておられるのですか」と言うと、イエスは答えて、「わたしは、あなたがフィリポから話しかけられる前に、いちじくの木の下にいるのを見た」と言われた。ナタナエルは答えた。「ラビ、あなたは神の子です。あなたはイスラエルの王です。」イエスは答えて言われた。「いちじくの木の下にあなたがいるのを見たと言ったので、信じるのか。もっと偉大なことをあなたは見ることになる。」更に言われた。「はっきり言っておく。天が開け、神の天使たちが人の子の上に昇り降りするのを、あなたがたは見ることになる。」