2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

四旬節第3月曜日

第一朗読 列王記 下 5:1-15a (そのころ、)アラムの王の軍司令官ナアマンは、主君に重んじられ、気に入られていた。主がかつて彼を用いてアラムに勝利を与えられたからである。この人は勇士であったが、重い皮膚病を患っていた。アラム人がかつて部隊を編成…

四旬節第3主日

第一朗読 出エジプト記 3:1-8a、13-15 (そのころ、)モーセは、しゅうとでありミディアンの祭司であるエトロの羊の群れを飼っていたが、あるとき、その群れを荒れ野の奥へ追って行き、神の山ホレブに来た。そのとき、柴の間に燃え上がっている炎の中に主の…

四旬節第2土曜日

第一朗読 ミカ書 7:14-15、18-20 (主よ、)あなたの杖をもって 御自分の民を牧してください あなたの嗣業である羊の群れを。 彼らが豊かな牧場の森に ただひとり守られて住み 遠い昔のように、バシャンとギレアドで 草をはむことができるように。 お前がエジ…

四旬節第2金曜日

第一朗読 創世記 37:3-4、12-13a、17b-28 イスラエルは、ヨセフが年寄り子であったので、どの息子よりもかわいがり、彼には裾の長い晴れ着を作ってやった。兄たちは、父がどの兄弟よりもヨセフをかわいがるのを見て、ヨセフを憎み、穏やかに話すこともできな…

四旬節第2木曜日

第一朗読 エレミヤ書 17:5-10 主はこう言われる。 呪われよ、人間に信頼し、肉なる者を頼みとし その心が主を離れ去っている人は。 彼は荒れ地の裸の木。 恵みの雨を見ることなく 人の住めない不毛の地 炎暑の荒れ野を住まいとする。 祝福されよ、主に信頼す…

四旬節第2水曜日

第一朗読 エレミヤ書 18:18-20 (人々は言う。)「我々はエレミヤに対して計略をめぐらそう。祭司から律法が、賢者から助言が、預言者から御言葉が失われることはない。舌をもって彼を打とう。彼の告げる言葉には全く耳を傾けまい。」 主よ、わたしに耳を傾…

四旬節第2火曜日(聖ポリカルポ司教殉教者(記念日))

第一朗読 イザヤ書 1:10、16-20 ソドムの支配者らよ、主の言葉を聞け。 ゴモラの民よ わたしたちの神の教えに耳を傾けよ。 (お前たちの手を)洗って、清くせよ。 悪い行いをわたしの目の前から取り除け。 悪を行うことをやめ 善を行うことを学び 裁きをどこ…

聖ペトロの使徒座(祝日) (四旬節第2月曜日 )

第一朗読 ペトロの手紙 一 5:1-4 (愛する皆さん、)わたしは長老の一人として、また、キリストの受難の証人、やがて現れる栄光にあずかる者として、あなたがたのうちの長老たちに勧めます。あなたがたにゆだねられている、神の羊の群れを牧しなさい。強制さ…

四旬節第2主日

第一朗読 創世記 15:5-12、17-18 (その日、主はアブラム)を外に連れ出して言われた。「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみるがよい。」そして言われた。「あなたの子孫はこのようになる。」 アブラムは主を信じた。主はそれを彼の義と認めら…

四旬節第1土曜日

第一朗読 申命記 26:16-19 (モーセは民に言った。)今日、あなたの神、主はあなたに、これらの掟と法を行うように命じられる。あなたは心を尽くし、魂を尽くして、それを忠実に守りなさい。今日、あなたは誓約した。「主を自分の神とし、その道に従って歩み…

四旬節第1金曜日

第一朗読 エゼキエル書 18:21-28 (主は言われる。)「悪人であっても、もし犯したすべての過ちから離れて、わたしの掟をことごとく守り、正義と恵みの業を行うなら、必ず生きる。死ぬことはない。彼の行ったすべての背きは思い起こされることなく、行った正…

四旬節第1木曜日

第一朗読 エステル記 (ギリシア語)C:12、14-16、23-25 (その日、)王妃エステルは死の苦悩に襲われて、主に寄りすがった。そして、イスラエルの神である主に祈った。 「主よ、わたしたちの王よ、 あなたは唯一なるお方、 あなたのほかに助け手をもたない …

四旬節第1水曜日

第一朗読 ヨナ書 3:1-10 主の言葉が再びヨナに臨んだ。「さあ、大いなる都ニネベに行って、わたしがお前に語る言葉を告げよ。」 ヨナは主の命令どおり、直ちにニネベに行った。ニネベは非常に大きな都で、一回りするのに三日かかった。ヨナはまず都に入り、…

四旬節第1火曜日

第一朗読 イザヤ書 55:10-11 (主は言われる。) 雨も雪も、ひとたび天から降れば むなしく天に戻ることはない。 それは大地を潤し、芽を出させ、生い茂らせ 種蒔く人には種を与え 食べる人には糧を与える。 そのように、わたしの口から出るわたしの言葉も む…

四旬節第1月曜日

第一朗読 レビ記 19:1-2、11-18 主はモーセに仰せになった。 イスラエルの人々の共同体全体に告げてこう言いなさい。 あなたたちは聖なる者となりなさい。あなたたちの神、主であるわたしは聖なる者である。 あなたたちは盗んではならない。うそをついてはな…

四旬節第1主日

第一朗読 申命記 26:4-10 (モーセは民に言った。)「祭司はあなたの手から(初物を入れた)籠を受け取って、あなたの神、主の祭壇の前に供える。 あなたはあなたの神、主の前で次のように告白しなさい。 『わたしの先祖は、滅びゆく一アラム人であり、わずか…

灰の式後の土曜日

第一朗読 イザヤ書 58:9b-14 (主は言われる。) 軛を負わすこと、指をさすこと 呪いの言葉をはくことを あなたの中から取り去るなら 飢えている人に心を配り 苦しめられている人の願いを満たすなら あなたの光は、闇の中に輝き出で あなたを包む闇は、真昼…

灰の式後の金曜日

第一朗読 イザヤ書 58:1-:9a (主は言われる。) 喉をからして叫べ、黙すな 声をあげよ、角笛のように。 わたしの民に、その背きを ヤコブの家に、その罪を告げよ。 彼らが日々わたしを尋ね求め わたしの道を知ろうと望むように。 恵みの業を行い、神の裁き…

灰の式後の木曜日

第一朗読 申命記 30:15-20 (モーセは民に言った。)見よ、わたしは今日、命と幸い、死と災いをあなたの前に置く。わたしが今日命じるとおり、あなたの神、主を愛し、その道に従って歩み、その戒めと掟と法を守るならば、あなたは命を得、かつ増える。あなた…

灰の水曜日

第一朗読 ヨエル書 2:12-18主は言われる。 「今こそ、心からわたしに立ち帰れ 断食し、泣き悲しんで。 衣を裂くのではなく お前たちの心を引き裂け。」 あなたたちの神、主に立ち帰れ。 主は恵みに満ち、憐れみ深く 忍耐強く、慈しみに富み くだした災いを悔…

年間第5火曜日

第一朗読 列王記 上 8:22-23、27-30 (その日、)ソロモンは、イスラエルの全会衆の前で、主の祭壇の前に立ち、両手を天に伸ばして、祈った。「イスラエルの神、主よ、上は天、下は地のどこにもあなたに並ぶ神はありません。心を尽くして御前を歩むあなたの…

年間第5月曜日

第一朗読 列王記 上 8:1-7、9-13 (その日、)ソロモンは、そこでイスラエルの長老、すべての部族長、イスラエル人諸家系の首長をエルサレムの自分のもとに召集した。「ダビデの町」シオンから主の契約の箱を担ぎ上るためであった。エタニムの月、すなわち第…

年間第5主日

第一朗読 イザヤ書 6:1-2a, 3-8 ウジヤ王が死んだ年のことである。 わたしは、高く天にある御座に主が座しておられるのを見た。衣の裾は神殿いっぱいに広がっていた。上の方にはセラフィムがい(た)。彼らは互いに呼び交わし、唱えた。 「聖なる、聖なる、…

聖アガタおとめ殉教者(記念日) (年間第4土曜日 )

第一朗読 列王記 上 3:4-13 (その日、)王はいけにえをささげるためにギブオンへ行った。そこに重要な聖なる高台があったからである。ソロモンはその祭壇に一千頭もの焼き尽くす献げ物をささげた。その夜、主はギブオンでソロモンの夢枕に立ち、「何事でも願…

日本二十六聖人殉教者(祝日) (年間第4金曜日 )

第一朗読 ガラテヤの信徒への手紙 2:19-20 (皆さん、)わたしは神に対して生きるために、律法に対しては律法によって死んだのです。わたしは、キリストと共に十字架につけられています。生きているのは、もはやわたしではありません。キリストがわたしの内に…

年間第4木曜日

第一朗読 列王記 上 2:1-4、10-12 死期が近づいたとき、ダビデはこう言って王子ソロモンを戒めた。 「わたしはこの世のすべての者がたどる道を行こうとしている。あなたは勇ましく雄々しくあれ。あなたの神、主の務めを守ってその道を歩み、モーセの律法に …

年間第4水曜日

第一朗読 サムエル記 下 24:2、9-17 (その日、)王は直属の軍の司令官ヨアブに命じた。「ダンからベエル・シェバに及ぶイスラエルの全部族の間を巡って民の数を調べよ。民の数を知りたい。」 ヨアブは調べた民の数を王に報告した。剣を取りうる戦士はイスラ…

主の奉献(祝日)

第一朗読 マラキ書 3:1-4 (万軍の主は言われる。) 見よ、わたしは使者を送る。 彼はわが前に道を備える。 あなたたちが待望している主は 突如、その聖所に来られる。 あなたたちが喜びとしている契約の使者 見よ、彼が来る。 だが、彼の来る日に誰が身を支…

年間第4月曜日

第一朗読 サムエル記 下 15:13-14、30、16:5-13a (その日、)イスラエル人の心はアブサロムに移っているという知らせが、ダビデに届いた。ダビデは、自分と共にエルサレムにいる家臣全員に言った。「直ちに逃れよう。アブサロムを避けられなくなってはいけな…