詩編55・23

あなたの重荷を主にゆだねよ、主はあなたを支えてくださる。主は従う者を支え、とこしえに動揺しないように計らってくださる。

 

「あなたの重荷を主にゆだねよ」、自身でこれを負おうとしてはならない。自らこれを担(にな)おうとするためにあなたに耐えがたい苦痛があるのである。これを主にゆだねよ、彼は容易にこれを担いうるのである。そしてあなたの重荷をあなたに代わって担われるだけでなく、これと共にあなた自身をも担われてあなたの心に平康(やすき)をお与えになるのである。彼は義人、すなわち彼に依り頼む者、すなわち彼と義(ただ)しい関係にある者が動かされることを決してお許しにならないだろう。たしかに、決してお許しにならない。世のいわゆる義人が動くことがある、けれども神の義人が動くことはない。神の義人は信仰の人であり、信頼の人であり、義を神に求める人である。私は義人だと言う人ではなく、罪人である私をお憐れみ下さいと言って神の慈愛にすがる者である。そしてこういう者は決して動かされることはない。(内村鑑三、6/23)

 

動くというのは、動揺するということであろうか?ただ主イエス・キリストに任せれば良いということ。(林、2013/6/23、別府)