キリストにならいて 3.24.1
わたしの子よ、好奇心を起こさず、むだな心配をするな。
このこと、またあのことは『あなたにとってなんであろう、あなたはわたしに従え。』(ヨハネ21.22)
この人はかようかようであるとか、この人はかようかようにしたとか、かように言ったなどということが、あなたにとってなんの関係があろう?
あなたは他人のために答える必要はない、ただ自分のために責任を負わなければならないだけである。それなのにあなたはなぜ他人事に干渉するのか?
見よ、わたしはどの人をも知り、天下に行われることをすべて見ている。またおのおの人がどういうふうであるか、何を考えているか、何を欲んでいるか、またどういう目的を抱いているか、ということも知っている。
だからいっさいをわたしに任せ、あなたは安心していればよい、そして騒ぐ人は勝手に騒がせておけばよいのである。
その人が何をしようと言おうと、その報いはみなその人の上に来る。わたしを欺くことはできないからである。