キリストに倣いて(3.43.2 むなしい世間の知識に対して) 

 あなたは多く読み多く知ったならば、いつも唯一の本源に帰らなければならぬ。わたしこそは人に知識を教え、小さい者にも人の教え得ないほど明らかに悟らせることができる者である。

 わたしが語れば、その人はたちまち賢くなり、大なる霊的進歩をするだろう。

 人々にいろいろめずらしいことを聞きただし、しかもわたしに仕える道をほとんど知ろうとしない者は不幸である。

 諸師の師、諸天使の主なるキリストが、人々の課業を聞くため、すなわちめいめいの人の良心を調べるために現われるときがくるだろう。

 そのとき「かれは灯をもってエルサレムの中をおたずねになる」(ゼパニア書1.12)だろう。そして闇に葬られていたことも明るみに出され、舌の論議はすべて沈黙してしまうだろう。