年間第12主日ミサ

第一朗読:ゼカリアの預言(12/10-11、13/1)

第2朗読:ガラテヤの教会への手紙(3/26-29)

福音:ルカによる福音書(9/18-24)李神父様

苦労、努力、忍耐について。No Pain No Gainと言われるが苦労なければ得るものはない。どんなに好きなことでも忍耐が必要なもの。子供達は自分の為に努力する。大人になると人の為(子供、仕事)に努力する。イエスキリストは永遠の命の為に努力した。それがいかに大きいことか。今日の福音でペトロは「神からのメシア」と回答した。イエスは「だから苦しみを受けることになっている。だから復活することになっている」という。私たちの背負いきれない罪の重さ、イエスは言う、「日々、自分の十字架を背負ってついてきなさい」。私たちがしなければならないことはなんでしょうか?毎日行う基本的なことではなく、イエスの弟子として行わなければならないことです。それは「他人の十字架を背負うこと」、人の為に尽くすこと。イエス様の事を思い巡らし頑張りましょう。

 

福音には自分の十字架を!とある。他人の十字架をも!と言われるとキツイ。しかしイエスキリストは、彼自身の十字架を背負って生きたのではない。負わされる、彼とは無関係の罪を背負って十字架の道を歩み、殺され、復活した。その彼についていくのであれば、他人の十字架をも背負わなければならないだろう。厳しい言葉である。幸せになるということは、苦しみを少なくすることではなく、苦しみの向こうに神との幸せが多いことを信じることだと思う。(林、2013/6/24、別府)