テサロニケの信徒への手紙1,5・16-18

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。

 

神のすでにお下しになった恩恵(めぐみ)について感謝せよ、そうすれば神はさらに新しい恩恵をお下しになるだろう。旧恩について感謝せずに新恩にあずかることはできない。不平家と称する徒(やから)が終生満足を感じられないのは、彼が感謝の念に欠けるところがあるからである。(内村鑑三、7/17)

 

喜んでいますか?という質問を自問自答すると、「時々」という回答になる。仕事をやり遂げた時、子供の成長を見る時に、その喜びを多く感じる。それは、そこまでのプロセスにおいて苦しみを感じてきたからこそ、達成感があるのだろう。「いつも」喜ぶというのは、「いつも」苦しんでいないと出来ないと思う。「喜び」は常に苦しみを乗り越えた時に感じることだと思うからである。