聖トマス西と十五殉教者(記念日) (年間第26月曜日 )

第一朗読  ゼカリヤ書 8:1-8

 万軍の主の言葉が臨んだ。

 「万軍の主はこう言われる。

  わたしはシオンに激しい熱情を注ぐ。

  激しい憤りをもって熱情を注ぐ。

  主はこう言われる。

  わたしは再びシオンに来て

  エルサレムの真ん中に住まう。

  エルサレムは信頼に値する都と呼ばれ

  万軍の主の山は聖なる山と呼ばれる。

  万軍の主はこう言われる。

  エルサレムの広場には

  再び、老爺、老婆が座すようになる

  それぞれ、長寿のゆえに杖を手にして。

  都の広場はわらべとおとめに溢れ

  彼らは広場で笑いさざめく。

  万軍の主はこう言われる。

  そのときになって

  この民の残りの者が見て驚くことを

  わたしも見て驚くであろうかと

  万軍の主は言われる。

  万軍の主はこう言われる。

  見よ、日が昇る国からも、日の沈む国からも

  わたしはわが民を救い出し

  彼らを連れて来て、エルサレムに住まわせる。

  こうして、彼らはわたしの民となり

  わたしは真実と正義に基づいて

  彼らの神となる。」

  福音朗読  ルカによる福音    9:46-50

 (そのとき、)弟子たちの間で、自分たちのうちだれがいちばん偉いかという議論が起きた。イエスは彼らの心の内を見抜き、一人の子供の手を取り、御自分のそばに立たせて、言われた。「わたしの名のためにこの子供を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。わたしを受け入れる者は、わたしをお遣わしになった方を受け入れるのである。あなたがた皆の中で最も小さい者こそ、最も偉い者である。」

 そこで、ヨハネが言った。「先生、お名前を使って悪霊を追い出している者を見ましたが、わたしたちと一緒にあなたに従わないので、やめさせようとしました。」イエスは言われた。「やめさせてはならない。あなたがたに逆らわない者は、あなたがたの味方なのである。」