キリストに倣いて(3.47.2 永遠の生命を得るためにあらゆる患難を忍ぶべきこと)

 自分の仕事を大事にして、わたしの葡萄畑で忠実に働け。そうすればわたしはあなたの報賞となるだろう。

 書き、読み、歌い、嘆き、沈黙し、祈り、雄々しく辛いことを忍べ。永遠の生命はこれらのすべての戦闘、いな、いっそう大なる戦闘をもする価値があるのである。

 いつか平和がくるだろう、その日は主がごぞんじであるが、そのときには、いまのような昼夜の区別がなくなって、いつまでも光あり、終わりなく明かるく、揺ぎない平和と、安らかな憩いとがあるだろう。

 そのときにあなたも「この死の肉体から私を救ってくれるのはだれだろう」(ロマ書119.5)と叫ぶこともあるまい。なんとなれば、もはや死はなく、救いはまっとうされ、心配はなく、楽しい喜びと愉快な交際とがあるばかりだからである。