コロサイの信徒への手紙1・26-28

世の初めから代々にわたって隠されていた、秘められた計画が、今や、神の聖なる者たちに明らかにされたのです。この秘められた計画が異邦人にとってどれほど栄光に満ちたものであるかを、神は彼らに知らせようとされました。その計画とは、あなたがたの内におられるキリスト、栄光の希望です。このキリストを、わたしたちは宣べ伝えており、すべての人がキリストに結ばれて完全な者となるように、知恵を尽くしてすべての人を諭し、教えています。(コロサイの信徒への手紙1・26-28)

 

聖書は大である。しかし活けるキリストは聖書よりも大である。私たちはもし聖書を学んで彼に接しなければ、私たちの目的を達したということはできない。聖書は過去における活けるキリストの行動の記録である。そして私たちは今日彼の霊を接(う)けて新たに聖書をつくらねばならない。古い聖書を読んで新しい聖書を造らない者は、聖書を正当に解釈したものではない。聖書はなお未完の書である。そして私たちはこれにその末章を作る材料を供さなければならない。(内村鑑三、所感、一日一生6/9)

 

6/10を一日間違えて読んでしまった。聖書がどういう本であるかを自分は理解していない。毎日毎日、新しい生きた言葉を与えてくれる聖書は、本当に不思議である。日本人は異邦人だと思う。ユダヤ人の血が混じっていようがいまいが、先祖をあまり大切にしないこの島国の人々は、聖書に書かれているユダヤ人とは異なると思う。日本人は異邦人であり、異邦人に宣教を行ったパウロや、異邦人として聖書を書いたルカに感謝したい。(林、2013/6/10、別府)