7月7日に行われた岐部祭

岐部神父様は大友宗麟の死んだ年に生まれ、キリシタン弾圧で400年続いた大友家(大友宗麟で有名)の滅亡を目にし、ローマを目指して旅に出た。エルサレムにも寄って行った。その頃、ザビエルの右腕がローマに来た頃なので、それを目にしたか、耳に聞いたかしたに違いないと思う。日本に最初にキリスト教を伝えたザビエルに対して岐部神父様の思いも深かったと思う。ローマではイエズス会にて短期間に大出世し、そして迫害の嵐が吹く日本に帰る。この時の岐部神父様の愛は誰に向けられていたのだろうか?長い旅路で日本を恋しがる?迫害に直面している信徒?家族?

岐部神父様は、エルサレムを目指して旅に出たのではないか?そしてイエスキリストがエルサレムに向かう生き様、死にざま、そして復活。岐部神父様は、彼の十字架と彼のエルサレムである日本に向かうためにローマに寄って神父になり、日本を目指したのではないだろうか?

(林、2013/7/8、サンフランシスコ) 

 

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