キリストに倣いて(3.26.4 読書よりもむしろ謙遜な祈りによって得られる自由な心の偉大さ)

 ごらん下さい。飲物、食物、着物、その他肉体を保つために必要なものは、熱心な人にとって重荷であります。

 なにとぞかような物は程よく用いるに止め、むやみに愛着することがないようにしてください。

 これらの物をすべて捨て去るのはよろしくありません。なんとなれば、本性も保たなければならないからです。しかし、余計なものや、むしろ快楽のためになるようなものを求めることは、とうとい掟の禁ずるところであります。そうでなければ肉が霊に逆らう恐れがあるからであります。

 ですから主の手をもって私を導き教え、決して度を過ごすことがないようにしてください。