キリストに倣いて(3.48.2 永遠の日およびこの世の苦悩について)

 天上の住民たちは、その日がいかに楽しいかということを知っています。しかし追放された私たちエバの子は、この日が辛く苦しいことを嘆いているのであります。

 この世の日は短くて悪く、悲しみと心配とに満ちております。ここでは人は多くの罪に汚され、多くの情欲にとらえられ、多くの恐れにおそわれ、多くの心配に悩まされ、多くの好奇心に乱され、多くの虚栄心に付きまとわれ、多くの誤りに取り囲まれ、多くの労苦に疲らされ、誘惑に苦しめられ、楽しみに弱らされ、窮乏にしいたげられるのであります。