キリストに倣いて(4.48.1 永遠の日およびこの世の苦悩について)

 ああ天の都のいとも幸いなる住居よ!ああ永遠のいとも輝かしき日よ!その日は夜の闇に包まれることなく、つねに無上の真理に照らされ、いつも喜びに満ち、いつも心配を知らず、しかもその状態が変わって反対になるようなことは決してないのであります。

 ああ私たちの上にも早くこの日が明けて、この世のはかないことがいっさい終わりを告げてほしいものであります。

 その日はなるほど永久にさやかな光をはなって諸聖人を照らしていますが、私たち地上の旅びとには遠くはるかで、さながら鏡をもって見るようでしかないのであります。