キリストに倣いて(3.49.7 永遠の生命に対するあこがれ、および戦う者に約束された報賞がいかに大きいかということ)

  それゆえいまは謙遜して、すべての人の権下に屈服し、だれがそれを言い、あるいは命じたか、ということに頓着するな。

 ただあなたが大いに注意すべきは、あなたの目上にせよ、目下にせよ、あるいは同輩にせよ、あなたが何かを望み、または暗示した場合には、すべてそれを好く解って、誠意からそれをなしとげるように努めることである。

 他人は、これを求める者もあれば、あれを求める者もあり、このことを誇りとする者もあれば、あのことを誇りとする者もあって、千万の称賛を博するかも知れないが、あなたはそれにかまわず、これをもあれをも喜ぶことなく、ただ自分を軽んじ、わたしの意に適い、わたしの栄光をあげることばかりを楽しみとせよ。

 あなたがまさに望むべきは、生死にかかわらず、あなたによって神がつねに光栄を得たもうことこれである。