キリストに倣いて(4.1.2 いかにうやうやしくキリストをお受けすべきか)

 主は、私がもし主と関係を有したいと思うなら、信頼をもって主に近づくように、またもし永遠の生命と光栄とを得たいと思うなら、朽ちぬ糧を受けるようにと命じておいでになります。

 「わたしのもとに来い、すべて労苦して重荷を負う者よ、わたしはあなたがたを休ませよう。」(マタイ11.28)と主は言っておいでになります。

 ああ聖人の耳に甘美で快いお言葉ではありませんか!ああ主よ、私の神よ、主は貧しく乏しい者を主のいとも聖なるお体の拝領にお招きになるのであります。

 けれどもあえて主に近づく私は何者でしょうか?

 ごらん下さい、諸天の天も主を容れることができません、しかも主は、「あなたがたはすべてわたしのもとに来い!」と仰せになるのであります。