キリストに倣いて(4.9.6 自分と自分のすべての物とを神にささげ、みなのために祈るべきこと)
私はまた、何かのことで私に仇し、私を悲しませ、あるいは私を恥ずかしめ、あるいは私に何か損害や不快を与えた人々のため、特別私の祈りとこのなだめの犠牲とをおささげいたします。
またそれはいつか私が、言葉や行ないで知ってか知らずにか、悲しませ、怒らせ、困らせ、つまずかせたすべての人々のためでもあって、これは主に私たち相互の罪科を、ことごとくゆるしていただくためにほかなりません。
ああ主よ、なにとぞ私たちの心から、すべての邪推、不機嫌、憤怒、不和、その他愛徳を害い、兄弟の睦みを減ずるようなものはなんでも取り除いて下さい。
ああ主よ、お哀れみ下さい、おん哀れみをねがい求める者をお哀れみ下さい、恩恵を要する者にこれをお与え下さい、そして私たちに、主の恩恵を受けるに足る者となり、永遠の生命にいたることのできるような生活を送らせて下さい。アーメン。