キリストに倣いて(4.10.7 聖体拝領はかるがるしく廃止してはならぬこと)

 ところが祝日が迫った時とか、習慣でやむを得ぬ時などのほか、準備しない人は、しばしば準備ができていない。

 ミサを行ない、あるいは聖体を拝領する時いつも自分を燔祭として主にささげる人は幸いである。

 ミサを行なうには、あまりゆっくりでも、あまり急いでもいけない。あなたがともにいる人々のあまねくよしと認めるふうに行なうがよい。

 あなたは他人にわずらわしいとか退屈だとかいう気持を起こさせてはならぬ。目上の定めた通り、普通の道を守って、自分の信仰上の熱心や好みを満足させるよりも、むしろ他人の利益を図るべきである。