キリストに倣いて(4.1.5 いかにうやうやしくキリストをお受けすべきか)
ああ、私の神よ、かれらは主をお喜ばせするために、どれほど努力したことでしょう!
それに私のなすところは、ああ、なんと少ないことでしょう!私が聖体拝領の準備をするときに用いる時間は、なんと短かいことでしょう!
私がまったく心を集中して、気を散らさずにいることはめったにありません。
それでもたしかに生命を与えたもう神なる主のみ前においては、よくない考えが起こってはなりませんし、いかなる被造物にも心を取られてはならないのであります。
なんとなれば、私がお迎えすべきは天使ではなくて、諸天使の主でおいでになるからであります。