キリストに倣いて(4.2.2 神の大なる仁愛は、この秘跡において人に示されること)

 ああいとも甘美でいとも慈しみ深いイエズスよ、そのとうとさを何びとも十分に説明することのできない主の聖体を拝領するために、いかに大なる尊敬と感謝、それに断え間のない賛美を主にささげるべきでしょう。

 しかし私はこの聖体拝領のとき、わが主のみ許に近づくにあたり、何を考えたらよいのでしょうか?私は主に尊敬を、当然ささげるべきほどささげることはとうていできませんが、それでもどうかして敬虔にこれを拝領したいとねがっているのであります。

 私は主のみ前に自らまったくへりくだり、私に対する主のかぎりないおん仁愛をほめたたえるよりも、私にとってためになるよいことを、思いつくことができましょうか?

 ああ私の神よ、私は主をほめ、主を永遠にたたえ、自分を軽んじ、私の卑しさの底から、自分を主に従わせます。